生理痛は何も感じないのが良いと思います
生理痛が冷や汗が出るほどつらい方を耳にします。それに冷え性、エアリズムの肌着を着ても腰がスースーと風が吹き抜けるようにひえてしてしまう。冷えは、体を温める気の力が低下した状態になり、体に必要なエネルギーや血液を作る機能も低下します。また冷えは血管を収縮させて血のめぐりを悪くし生理痛となります。
この場合の治療には、まず血の流れをよくする。質の良い血を増やす。そして体を温める作用の漢方薬で、半分くらい改善します。それと生理中は血の流れの漢方はお休みし、痛み止めの効果もある漢方に替えます。月経期は、子宮の内膜など体に不要となったものを排泄する時期です。月経期には気や血のめぐりを良くして、経血のかたまりを残さないことが大切です。
生活のなかでも月経時には下半身を冷えから守り、冷たい飲み物や生ものを習慣的に飲食しない工夫が必要です。
亀甲堂では、体質や体の問題に応じて漢方をアレンジしています。また途中で体の状態や症状が変わった場合には、それに応じて、きめ細かく、例えば一日単位で漢方薬の量や組み合わせを変えていくことも大切です。